子供が気持ちを伝えたところで

何が変わるわけでもない

結局

親も親で

我を通す事に妥協出来ず

力無きものは

それに従うしか術はなし

親にも人生があり

また子にも

 

大人になり

親になってみて

 

やはり子供よりも

己の我を通したけれど

 

子供の為と思い込ませながらも

結局は

自分を守ったのだろう

 

あの時

子供達の気持ちを聞いていたら

何か違っていたのだろうか

 

先延ばしにするだけで

結果は同じだろうけれど

その時その時のタイミングで

人生の縁はズレていく

 

子供には言えない事情はあるし

大人の事情もある

 

その時々の選択が

子供達にとって幸せかは

彼らに判断してもらう以外にない

 

私にとっての幸せは

最期にきっと分かるだろう