正義感は
振りかざすためのものではない
正義感は
振りかざすためのものではない
ああ
なんて恐ろしい
空一面が火の海だ
なんて美しい
けれど
母親の仕事にノルマなんてあるか
残業続きだわ
いつまでも子供のようだが
駄目なものは駄目なのだ
私が生きている限り
あなたを好きになる事はあり得ない
物心ついたその時から
もしかしたら
あなたの中に共存していた時から
あなたを好きだった事は一度もない
ありがたい事に
あなたに対して愛情を求めた事もない
ただ
何故これ程に疎まれるのか
何故これ程までに私に何を求めるのか
もはや
他人になれたらと
何度願ったろう
しかし
流れる血は変えられない
私がどんなに願おうとも
私が私であるように
私の血は
あなた達で出来ている
他人になれればどんなにか…
目の前にいるあなたが
私には一番
それだけではない
それだけでもない