私が生きている限り

あなたを好きになる事はあり得ない

物心ついたその時から

もしかしたら

あなたの中に共存していた時から

あなたを好きだった事は一度もない

ありがたい事に

あなたに対して愛情を求めた事もない

ただ

何故これ程に疎まれるのか

何故これ程までに私に何を求めるのか

もはや

他人になれたらと

何度願ったろう

しかし

流れる血は変えられない

私がどんなに願おうとも

私が私であるように

私の血は

あなた達で出来ている

 

他人になれればどんなにか…